Le☆S☆Caのミツバチがナナシスで1番最強だって話

Tokyo 7th シスターズを本気で愛せなくなって、もう5回目の夏を迎えようとしている。

当時、生活の全ての中心にナナシスがあった見知ったオタクたちの近況すら、もはや自分には分からない。

ただ今もこうしてコンテンツが風化していないのは、生活の全ての中心にナナシスを置いている人が存在し続けている証なのだろう。

 

2019年4月22日の@t7s_staffからのツイート通知はまだ忘れられない。

脳の整理も朧げな3日後には新キャストと新曲「ミツバチ」が発表された。

 

当時のナナシスは4U単独、ソーシャルゲーム史1番の名盤と胸を張れる3rdアルバムを引っ提げた武道館&4thライブ、コンテンツとしてのピークだったのは思い出補正ではない事実だろう。

 

運営側が次のライブで展示場ホールを選択したくなるのも馬鹿には出来ない。(結果としてガラガラだったんだが………)

 

そんな中、人気ユニットの2/3がキャストを降りるというのは、声優・オタクばかりがフィーチャーされるが、何よりも運営はどれほど苦しみ、葛藤したのだろう。

 

そんな心境でSATSUKI-UPDATEがLe☆S☆Caというキャラクターに寄り添い、キャラクターボイスを尊重し、書き切った「ミツバチ」の歌詞。

今までのLe☆S☆Caの「旅立ち」の歌であり

これからのLe☆S☆Caの「始まり」の歌であり

今までのLe☆S☆Caを「繋いでいく」歌であり

これからのLe☆S☆Caを「創っていく」歌である。

茂木は本当に天才なんだなと痛感した。

(余計にQOP単独が許せなくて、熱が冷めていった件は省略する)

 

今日から、初めてLe☆S☆Caが私たちの前で「ミツバチ」をお披露目した会場と同じ会場で初めての単独ライブ。

キョーコ・レナ・ホノカにとっては念願の単独ライブだろう。

 

コンテンツに対する熱量はなくなった今でも、今のLe☆S☆CaがYELLOWを歌うのは心理的抵抗が強い。

それでも今日はLe☆S☆Caというユニット、そして3人のキャラクターのライブを、自分は見たい。

Le☆S☆Caと萩原雪歩から見る"楽曲"

初めまして

ナナシスを他界して次世代声優育成ゲーム『CUE!』とかいう泥舟に乗り換え中の支配人様です。

 

本記事では面白い小話は一切ありません。

グチというか文句がtwitterの140字を大幅に超えただけです。

たぶん、この記事が最初で最後のエントリーです。

 

 

さて、先日開催されたTokyo 7th シスターズ 5th Anniversary Live -SEASON OF LOVE- in Makuhari Messe に両日参加してきました。

田中美海さん大変お可愛いかったですね。展示場ホールはクソですね。とても楽しかったですね。

 

 

ただ一つだけ、申し上げたい。

Le☆S☆Caです。

 

Le☆S☆Caナナシスにおいて、初めて777☆S以外から誕生し、2周年ライブから引っ張り続けてくれた、名実ともに中心ユニットです。

そんなユニットの声優が3人中1人が引退・1人が理由不明の降板、という狭い界隈では非常に大きな事件が、春の陽気に照らされ、まさに『ナナシスの夏』を迎えんとする我々へ立て続けに報告されました。

 

そんな大事件から、はや3ヶ月。新生Le☆S☆Ca"初"舞台である5thライブで披露した曲は、デビュー曲の『YELLOW』、cv.吉井・藤田・植田による最後の曲『ひまわりのストーリー』でした

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さて、沢山のアイドルコンテンツの中で「5th Anniversary Live」「声優交代」のキーワードに見事合致するコンテンツがもう1つあります。

“THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY The world is all one !!です。

 

これまでアイドルマスター萩原雪歩役を務めていた落合祐里香(現:長谷 優里奈)さんが降板されることが発表されていました。

5周年ライブの出演者の中にも「萩原雪歩」の名前はありませんでした。

当時の僕はまだプロデューサーではありませんでしたが、萩原雪歩Pがどんな面持ちでこのライブに挑んでいたか、想像することすら出来ません。

 

2日目のライブ特報でゲーム「アイドルマスター2」のPVがお披露目され、そのムービーの中で萩原雪歩 cv.浅倉杏美がようやく発表されます。

プロデューサーの挨拶・紹介の後に浅倉杏美さんが登場。涙、涙のアンコールを一緒に歌って5thライブは幕を閉じます。

 

そんな浅倉杏美さんが5thライブで歌った曲は全体曲のアンコールのみです。

代表曲『Kosmos,Cosmos』は4年

デビュー曲の『First Stage』は5年

萩原雪歩(cv.落合祐里香)の楽曲をライブで披露するまで、浅倉杏美さんは萩原雪歩というアイドルにこれだけの歳月が掛けました。

 

この間にはアニメ、劇場版、本当にたくさんのことがありました。

とっくの昔に浅倉杏美さんは萩原雪歩役として受け入れてもらえていたにも関わらず、9th、10thライブまで封印し続けたのです。

 

これは後に判明したことですが、5thライブでKosmos,Cosmosを披露する提案をされたそうです。

しかし浅倉杏美さんは「演じる人が変わっても萩原雪歩は1人」「新しい萩原雪歩を上書きするようなことは嫌」という考えから断ったそうです。

 

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さて、本題に戻りましてTokyo 7th シスターズ

もはや何を言いたいか言うまでもないでしょうが、ナナシスはもっと"楽曲"を大切にすべきです。

これは5thライブ前に行われたQOP単独による「空色スキップ」「ひまわりのストーリー」も含まれています。

 

もちろん、cv.井上・飯塚・植田のLe☆S☆Caによるライブ、大変素晴らしかったです。

井上ほの花さんの「緊張」、飯塚麻結さんの「必死」、そして特に植田ひかるさんの「覚悟」と「自覚」と「本気」は広く遠い展示場ホール全体に伝わったのではないでしょうか。

 

しかし、4thライブで披露された、長い年月をかけて作り上げた「YELLOW」、そして皮肉にも集大成になってしまった「ひまわりのストーリー」は、まだほんの1年前の出来事です。

目の前でどんなに持てる力の全てを演者さんが披露してくれても、見えるのは、聞こえるのは、あの3人の幻影であり、幻聴なのです。

素直に受け止められるものも受け止めることが出来ず、自分にも、選曲をした運営側にも腹が立ってしまいます。

 

 

アイドルマスターの5thライブは幕張メッセイベントホールで、当時のアイマスでは最大規模でした。ゲームセンターの端っこから、ようやく家庭用ゲームに進出し、後にアニメ化・多重コンテンツ化により、その後の萩原雪歩の、アイドルマスターの大躍進は語るまでもないでしょう。

 

当時の最先端だったアイマスと比較するのはどうかとも思いますが、ナナシスの規模はことライブに関しては同等以上と言っても差し支えありません。

しかしコンテンツ群雄割拠の時代。楽曲数の観点からも難しいのは承知の上です。

 

それでもYELLOWとひまわりは5thライブでは選曲すべきではなかった。

そもそもアプリゲーム内のボイス差し替えがライブ直前であったこともユーザーに不親切であり、無理があったのではないか。

と個人的には思います。

何度でも言いますが、今のLe☆S☆Caを否定している訳ではありません。

 

 

Tokyo 7th シスターズの選択が間違っていなかったこと、そして更なる発展を、信じてはいませんが、祈っています。